本コンテンツは、有料商品「ロマンストーク」の一部抜粋となります。
前回の「胸キュンした体験談66つ」はご覧になりましたか?
さてあなたは、この大量の胸キュン談を読み、なにを思ったでしょう?
私は、こう思いました。
「やっぱり、そうか~」
本当にこの言葉に尽きます。
全部のエピソードに「さり気なく」「思ってもいなかったので」「びっくりして」このどれかが何かしらの形で含まれていたからです。
たとえば、この体験談。
「本気?冗談?思わず胸がドキドキした台詞」
大学生の時、友達同士だけど、少し気になっていた男性と2人で出かけた帰りの車での話です。お互い恋人がいないね」と言う話になって、私は「私なんかモテないから、一生彼氏できないかも」と呟きました。すると相手男性が、「じゃあ今日、記念日にする?」と言い出して、その瞬間めちゃくちゃドキッとしました。
結局その時は照れてしまい、「はははは」と冗談として流してしまったのですが、その時の言葉がその後も頭から離れず、もしあの時イエスと言っていたら付き合えていたのかな?と思ってしまいました。
その男性はいつもクールでサバサバした感じの性格の人だったので、突然そんな台詞を言い出すなんて、とすごくびっくりしたのを覚えています。
ちなみに、その彼とはその次のデートの時に改めて告白されて付き合いました。彼いわく、その台詞を言った時、彼自身もドキドキしていたそうで、それを聞いてさらに胸キュンしました。
これは胸キュンの代名詞とも言えるエピソードです。
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、言われたかったことを言われる。
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、されたかったことをされる。
そこにわざとらしさはなく、相手の「本当の気持ち=本心」を感じずにはいられない。だから、胸キュンするのです。
胸がキュンとなる。
ドキドキするってことですね。
たとえば、このエピソードもそう。
「大人の夏、花火大会の思い出」
まだ出会って間もない男性でしたが、遊ぶ約束をして、初めて二人きりで遊びに行きました。初めてでしたが、夏とゆうこともあり、近場の花火大会に連れていってもらいました。
初めての場所で地理もないので、相手に頼るしかなかったのですが、初めて二人きりとゆうこともあり、お互いに少しまだ距離もあり様子を見ていたと思います。
そんななか、花火大会も終わり車の場所までの帰り道、一気に帰ろうとする人たちでごった返しており、はぐれたら迷子になるとゆう状況でした。周りにもみくちゃにされながら必死に相手を見失わないようにしていたところ、男性のほうから手を繋いで引っ張っていってくれました。
もちろん、人混みとゆう状況もありましたが、手を繋いでくれるとゆう行動にドキッとし、人混みの中恥ずかしながらも手を繋げて嬉しかったです。人混みから抜け出せた後も、車に着くまで手を繋いでいてくれたのを覚えています。
胸キュン体験談としては、定番です。気になる人とデート。微妙に距離感があるときです。「人混みではぐれちゃう…」という手を繋がざるおえない状況になったのです。
「手を繋いだ方がはぐれず、相手も安心するだろう。お互い困らないだろう。その方がいい」と、そのときこの男性は感じたのでしょう。
だから、自然に手が出たのです。
そこに不自然さなど一切なく。これはね、もう感じるものです。そこに下心があろうがなかろうが、女性が微妙な顔をするかどうか、女性がどう思うかは、相手が肌で感じるものです。
雰囲気として、空気として、伝わるのです。
相手側に「もう男に騙されたくない」とか「この人を本当に信用していいんだろうか」とか、そういう思惑(=心象でありイリュージョン)が強くあった場合、あなたがどれほど自然に手を出そうが、拒否される可能性は高いのかもしれない。
でも、相手にそのような心象がなく(または少なく)、「ただただデートを楽しみたい」と思っているときに、人混みで揉みくちゃにされたとします。もう大変です。いまはぐれてしまったら、相手を探すのにも一苦労。せっかく花火を見に来たのに、ひとりで迷子になってしまい、楽しい花火の時間が、台無しになってしまう。
そんなとき、ふと目の前にあなたの手が差し出されたら?「こっちおいで」「その揉みくちゃ地獄から出してあげるよ」とやさしい顔で、こちらを見ていたら?そりゃあなた、迷うことなく手を繋ぐと思うのです。
シャイな子だと、一瞬躊躇することもあるでしょう。でも、その躊躇を乗り越え、手を繋ぐと思うのです。
手を繋いだ瞬間、お互いの肌のぬくもりを感じ、ドキッとするのです。
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、言われたかったことを言われる。
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、されたかったことをされる。
これがほとんどの胸キュンの流れと言えるではないでしょうか?
ですが、昔の私も含めた多くの恋愛にまつわる執筆者は、
- 思ってもみなかったタイミング
- さらっと
これらに「再現性を持たせたい」と考え、その内情を解体したくなるのですw。
だから、わざとらしくなってしまう。
わざとらしくなる経緯(いきさつ)は、とてもシンプルで、自分にしかフォーカスが向かっていないからです。「好かれたい」から、思ってもみないタイミングを見つけ、わざとらしくないよう装い、相手というか女性全般が言って欲しいであろうこと、女性全般がやってほしいであろうことを行う。
この流れのどこに相手への思いやりや愛情が溢れているでしょう?
自分のことしか考えていない。そう思うのは私だけでしょうか?
とはいえ、胸キュンされる側になりたいのです
とあなたは、思うかもしれません。「その方法はないのでしょうか?」と望むかもしれない。
そんなあなたへ。私からひとつ提案です。
「胸キュンされる側になりたいのなら、自然体になることです」
私の言う自然体とは、とてもシンプルで「不安ゼロのメンタルを保つこと」です。
恋愛は相手ありきです。だから、当然のごとく、自分の望みが叶うときもあれば、叶わないときもあります。その流れを受入れることです。
選ばれることに価値を見出し「すぎる」ことをやめれば、選ばれなかったときの不安や落胆が和らぎます。選ばれなかった自分をイメージしたとき、その落胆度合いは、どんなものでしょうか?こころに釘が刺さったように、辛くて辛くて耐えられないでしょうか?
もちろん好きな人に振られたら、傷つくでしょう。私だってそうです。でも、こころに釘が刺さったまま、その釘が腐っていくことはありません。「仕方ないね」と、こころ刺さった釘を抜くことができる。これが、健全なメンタルだと思います。
それは、事前にイメージしたときも同じです。選ばれなかった自分の姿を想像したしたとき、落ち込むこともあるだろうけれど、こころに刺さった釘は抜けるんだということを想像できれば、過度なリスクヘッジをしなくなります。
ここでいうリスクヘッジとは、「意図的に胸キュンを作りだしたい」と思うことです。これが、わざとらしさの生みの親です。ようするに「不安」からくるリスクヘッジ(対策)が、わざとらしさを作りだしているのです。
リスクヘッジせず「なるようになるから、とにかく楽しもう」というマインドを持ちながら、相手や周囲をまじまじと眺め「いま何をするべきかな?」「いま何をしたら相手は喜ぶだろう?」を自分に問う方が、よほど胸キュンに繋がる言動が自分の中から湧き上がるものですから。
「とにかく楽しめ」と言われても、それができないのです…
とあなたが思うのなら?
おそらくあなたの中には、さまざまな不安や恐れが渦巻いているのだと思います。その中でよくあるものが「相手をモノにしたい」という所有欲です。
これについては「心がかようコミュニケーション講座・Being」内でじっくりお話していますので、チェックしてみてください。所有欲を手放して、自然にモテる・自然に好かれる方法をお話しています。
また、無料レポート「恋におちる・ながれ」の中のP6でも触れています^^。
まとめましょう。
胸キュンとは、
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、言われたかったことを言われる。
- 思ってもみなかったタイミングで、さらっと、されたかったことをされる。
この流れが起きたとき生まれるものである。
この胸キュンの流れは、自然体でいるときに生まれる。
自然体とは、不安ゼロの状態のこと。
「選ばれなかったらどうしよう?」「付き合えなかったら?」これらの不安を払拭するために、多くの人はリスクヘッジとして恋愛テクニックを学び、準備します。
それをやめるのです。
恋愛テクニックを学ぶことが、すべて逆効果になるとは思いません。
ただリスクヘッジの「しすぎ」は、自然体とは真逆のメンタルを生みだし、胸キュンを呼び起こす
- 思ってもみなかったタイミング
- さらっと感
- 相手の言われたい言葉、してほしいこと
が見えなってしまうのですから、やはり逆効果としか思えません。
「自然に好かれる」を目指してみてください。
そのために、恋愛の最中に巻き起こる、すべての不安やざわつきと向き合い、ひとつずつ消していくのです。
その先に「自然に好かれる」が待っており、ここに年齢・経済力・外見などは、一切関与していません。自然に好かれるとは、今のままのあなたを好きになる相手が出てくるということなのですから。
胸キュンは、自然発生物であり、意図的に作り出すものではない。
自然発生させたいのなら、いかに不安をゼロにするか。ここに尽きるのではと思います。
では、今回はこれで終わりますね。
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