沢山の「Reason why」を話し、沢山の「好き」を生もう!
さて「Reason whyが好きを生む」も、今回が最終回です。いかがだったでしょうか?私が、Reason whyの重要性に気づくことができたきっかけは、ストーリーテリングのおかげでした。
感動するストーリーやスピーチほど「端的で鋭い言葉をもちいて、Reason whyが語られている」のです。ズバッと心を射抜かれた。そんな表現がぴったりな話し方です。
Reason whyは、最初なかなか話せないこともあります。なかなか「理由」が浮かばないのです。ありきたりな言葉ばかりが浮かんだり、自分で話していても「なんだかピンとこない」なんてこともあるでしょう。
ですが、パート8で話した自主練を日々意識することで、確実に上達していきます。ぜひ、生のスピーチに耳を傾けてください。台本のないスピーチです。ふとした日常会話中、あなたの心に刺さるReason whyがあるはずですから。
その言葉を発する人は、普段、他にどんなReason whyを口にしているか聞いてみてください。また、映画やTEDなど作られたスピーチを聞くことは、2番目におすすめです。
「Reason whyはどこ?」「ベネフィットはどこ?」「NO消しはどこ?」と意識して耳を傾けることで、話し手のトーク技術を盗めることだってあります。沢山のReason whyに触れてください。そして、沢山のReason whyを語ってください。
そのReason whyは、次第に相手の「こころ」に届きはじめます。