「恋愛にまつわるReason why」の具体例

「恋愛にまつわるReason why」の具体例

今回は「恋愛にまつわるReason why」の具体例を紹介していきます。

少し前「恋愛の仕方」を連想しちゃう話題を紹介していました。

それが、こちらです。

  • 恋人がいない期間どれくらいか
  • 結婚願望の有無
  • 付き合った人数
  • 好きなタイプ
  • これまでどんな恋愛をしてきたか
    • 元カレ(元カノ)との当時のエピソード
    • 元カレ(元カノ)と別れた理由
  • 失恋話
  • などなど

この辺りの話題を話すときは、意識的にもしくは無意識に、相手の「恋愛の仕方」を想像してしまうものです。

相手の恋愛の仕方とは、

  • どんな風に恋人と接するのか?
  • どんな風に好きな人を扱うのか?
  • 将来を真剣に考えられる人か?
  • セフレとしてあとくされなく遊べる人か?
  • 身体を亜づけるほど、信用できる人か?
  • 近い将来、喧嘩してもちゃんと仲直りできる人か?
  • 長くいい関係を構築していける人だろうか?
  • 相手を思いやれる人だろうか?
  • などなど

あげだすとキリがありませんねw

その人により、恋人を求めていたり、結婚相手を求めていたり、もしくは、エッチだけの関係(いわゆるセフレ)を求めていることもあるでしょう。

求めている相手によって、その人に求めたいものは、大幅に変わってきます。

目の前の人が、その「求めたいもの」を持っているのかどうかを「恋愛の仕方」を想像しながら、推測しているのです。

もっとシンプルに表現するなら

相手と自分、相性が合うか

これを見極めているのです。

いや、すべて見極めることはできないので、正確には「見極めたいと切に願っている」と言えるでしょうね。

失敗したくないから、時間を無駄にしたくないから、できるだけ近道をしたいから、早く安心したいから、他にもやりたいことがあるから、間違えて傷ついたり落胆したくないから、「相手が自分と合うか」を「見極めたい」と切に願うのでしょう。

きっと、それが人の性(さが)なのでしょうね。

話を戻します。

人は、そんな動機から、上にあげたような話題を話すとき「相手の恋愛の仕方」に想像を巡らせるものです。

そして、より会話の内容を詳しく分解するなら?

この恋愛関連の話題の中でも「理由」の部分に「その人の恋愛の仕方」を見るのです。

見た気になるのでしょうかw

Reason whyの中に、その人の「人となり」を見ているということです。

たとえば

「恋人がどれくら居ないの?」

「前付き合っていたのって、いつ頃だったの?」なんて質問に「こないだ、別れたばっかりなんだよね…」なんて沈みきった顔で答えれば?

一見明るそうに見えても「この人、引きずってるんだろうな」と相手が感じとれば「今は、恋愛する気になれないのかもしれないな」なんて、そんな推測をしちゃうものです。

(まあ、この例の場合「人となり」というより、その時期限定の状況に過ぎませんが。たまに、その時期限定の状況すら「引きずる人なんだろう」と断定してしまう人もいるでしょうね)

他にも「どんな人がタイプ?」なんて話をしたとき、外見要素ばかり上げるらう話を聞き、「内面を見ない人なのかな?」と連想する人もいるでしょう。

他にも「優しい人が好き」という答えに「漠然としていて、その人の“人となり”が全く見えない」=「どんな人か分からないな~」とか「あ~、この手の回答する人ね」なんて思う人もいるでしょう。

余談ですが、こういう自分がどんな人間か伝えるべきタイミングで「どんな人か分からない」または「連想しにくい」回答は、なるべく避けた方がベターです。

なぜなら、「どんな人か分からない」が続くと「おそらく、合わないだろう」と判断されがちだからです。

人は、迷い過ぎると、考えることを放棄して、アンパイを選びがちなのです。アンパイとは無難な選択のこと。冒険しないってことです。ちょっとでも不安の残る方を選ばないってことです。ようするに、現状維持を選びがちだってことです

「いい人なんだけど…」と言われ、恋愛が発展しずらい人は、ありふれた答えばかりで「あなた自身の特徴や性質」が相手に見えていないケースも多いです。

「どんな人がタイプ?」この話題に、正解などないのです。

正解がないということは、不正解もありません。

ただただ、そのあなたの考えが、相手と合うかどうか。

ただただ、それだけです。

たとえば、私は「どんな人がタイプ?」の話題に「好きになった人がタイプかな~、あんまり好みとかないんだよね。いつも、いつの間にか好きになってるから」と、最近答えたことがあります。

その話の流れで「なんで、好みのタイプがハッキリしないんだろう?(笑)」なんて話になり、過去に好きになった人の特徴をあげていきました。

「前に付き合ってた子は、すごく芯があったんだよね。そういえば、その前の子もだな。

みんなね、自分の主義主張をハッキリ言語化できる子で、ディスカッションが好きな子が多かったな〜。

そういう意味では、平たくいうと、気が強く見える子と多く付き合ってたのかも。

でも、実際私が惹かれた相手の特徴って、すっと芯があって、まげない部分を持っているっていうのかな、そんで、その曲げない理由がまた素敵だったりしたんだよね。

そこに惹かれたんだよね、きっと」

こんな話のあとに、ふと元カノのエピソードを思い出したんです。

「そういえば、一緒に暮らしてた当時の元カノがね、昇進の話を蹴って、社長と大喧嘩して会社を辞めたって話、今思い出した(笑)。

けっこうな規模の会社に勤めてたんだけど、その子ね、社長の考えにどうしても納得できなくて、それで会社辞めたんだよね。

確か内容は、部下を守りたかったのか、上司を守りたかったのか、うる覚えなんだけど。

でも普通なら、ことなかれ主義で流す人が多いところを、その子はどうしても自分の正義感がそれを赦さなくて、大喧嘩して啖呵切ってやめた。

全然後悔してないって、当時言ってたよ(笑)

今思うと、そういう正義感というか、そういう自分を貫く“強さ”に惹かれたのかもしれないね。

確かに、こうやって思い返してみると、長く付き合った子って、みんな気が強い子ばっかりだったんだよね(笑)

いい意味で、考えをしっかり口にできる子。

ノーが言える子っていうのかな。

話すことを放棄しない子だね。」

と。

そのあと、雑談を挟みながら、最終的に…。

「だから、きっとね、好みをひとつに絞れって言われたら、芯を持ってる人っていうのかなw。

過去の統計からくる好みだとw。

でも、結局わたしね、人のいいところ探しが好きだから、それ以外にもめっちゃ好きなところあったんだけどね(笑)

なんかね、何の根拠もないけど、これだけは自信を持って言えるんだよね。

わたしの好きになる子って、みんな本当にいい女なんだよね〜。

まあ、身内褒めみたいになるけど(笑)

みんな、本当カッコいい生き方してると思う。

みんなね、傍から見たら、悩んで苦しんでジタバタしてたりするし、本人もそう自覚してたりするんだけど(笑)。

でもね、ちゃんと自分の足で立とうとしてるし、がんばってるんだよねw

そういう生き方、かっこいいよね。

私も一緒に生きていきたいって思うよね、そういう人は。

すぐ側で応援したいって思うし、一緒にジタバタしたいって思うよねw」

と。

すると、その時の話し相手が、私にこんなことを言いました。

「それは、きっとちえちゃんが、見つけるのが上手だからだよ。

そういうところを相手は好きになったんじゃない?(笑)」

と。

なんでしょう。

Reason whyって言っても、別に気の利いたことを言う必要はないのです。

自分の考えや経験談を正直に話せばいいのです。

それが「あなた」なのですから。

確かに、人が惹かれやすい言葉や、人の興味を惹く言葉、話し方、そういうものは存在します。

でもです。

結局、それは「自分を消した言葉」です。

そのReason whyの中に、あなたは存在しないのです。

だから、自分の脳みそからにじみ出るReason whyを相手に伝える必要があるんです。

かっこつけず、怖がらず。

それをするから、相性のいい人が最後に残っていくのです。

それをするから、妙に相性の合わない人ばかり寄せつけたりはしないのです。(付き合っては別れを繰り返す、出逢ってはデートしてを繰り返す)

それをするから、本来の自分を好きになる人と出逢えるんです。

それをするから、弱みを赦し合える人と付き合えるのです。

繰り返しになりますが、Reason whyの話し方や秘訣となるポイントは、後半で話していきますので、それを参考にしてください。

それよりも何よりも「自分の言葉でカッコつけずに話すこと」が、本当に本当に本当に大事です。

好かれたいからじゃなく、ただただ「本来の自分を出す」のです。

本来の自分を伝えるのです。

本来の自分を出すことが怖いのなら、なぜ怖いのかを自問自答し続ける必要があります。

その根っこを解消しないと、ずっと今のままなんてことだって、あり得るのですから。

誰かの言葉を借りるのでもなく、不必要な装飾をつけるのでもなく、卑屈になるのでもなく。

本来の自分を伝えるトーク手段。

それが、本来のReason whyの役割なのです。

そうやって、自分を他人に伝えるのです。

余談:好みが定まらない理由

私の「好みが定まらない理由」。

それは、今書きながら思いましたが、きっとね「好みがない」んですよね。

人は話してみないと、どんな人か分からないし、もっと言うなら、その人の特徴を決めつけたくない。

最初から「この人は○○は〇〇な人なのか?」というフィルターをかけたくないんですよね。

人は、恐ろしいほどいろんな面を持っているから、人は無数の顔を持っているから、全部を好きになりたいって思ってるんですよね。

全部を。

だから、好みがないのかもしれません。

好きになる瞬間・箇所なんて、予測できないですから。

まあ、こんなことあんまり表立って口にすることはありませんがね(笑)。

そういう話や雰囲気になったときにしかしないでしょうね。

そういう雰囲気とは「どの芸能人が好きなの~?」なんて、軽い雑談のときではなく、もうちょっと、2人や複数など、静かめに真剣に話している場所・時間のことです。

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