お金の不安を7割ほど手放すことができてきました

本コラムの内容

  • お金とは、ただの約束手形だった
  • お金が生まれたいきさつ(ちえの辿りついたひとつの答え)
  • 「お金の先にあるものをお金を介さず、与え合う」を地でゆく人びと

本コラムがおすすめの人

  • お金の不安を7割ほど手放すことができた体験談を聞きたい人

最近お金にまつわる呪縛がとれてきました。今回は「お金にまつわる不安」を取り上げます。大人の引きこもりから抜け出したころ、私は偶然インターネットでバーニングマンというイベントの存在を知ります。アメリカはネバダ(リノ)州で毎年開催されている数万人規模のイベントです。そのイベントの参加者に提示された10箇条に興味関心を総取りにされたのです。

以下は、日本で開催されているbarning japan公式サイトに記載のあった内容です。本場バーニングマンの10箇条を日本の環境でも通用するように、翻訳や解釈を加えた物とのことです。

どんな者をも受け入れる共同体である

バーニングジャパンには誰もが参加できます。常に新しい仲間を歓迎し、リスペクトします。私達のコミュニティーに参加するのに特別な条件などはありません。

与えることを喜びとする

冷たいビールや小さなアクセサリーを渡したり、テントを張るのを手伝ったり、一緒に楽器を弾いてみたり。見返りなど気にせずに、誰かに何かを与えること自体を楽しみましょう。

お金もうけのことは忘れる

バーニングジャパンの会場内で買えるものは何もありません。ここは商業活動から距離を置いたコミュニティ。スポンサーも広告もありません。お金を介さなくても大切なモノを分かちあえるからです。

他人の力をあてにしない

食べ物や水、キャンプ道具といったものの準備からゴミの始末まで、バーニングジャパンの非日常的な環境を自分自身の力で生き抜く事が求められます。

本来のあなたを表現する

あなたが本当にやりたいこと、なりたい自分って何ですか?バーニングジャパンは、どんな表現でも尊重し認めあうコミュニティです。同時に、皆に他人の表現を尊重することも求めます。

隣人と協力する

小さなやりとりから大きな制作活動まで、お互い協力する事で多くの課題を解決していきます。一緒に取り組めばもっと良く、もっと楽しく、そしてもっと強くなれます。

法に従い、市民としての責任を果たす

バーニングジャパンの中でも社会のルールを尊重します。法律を守るのはもちろんのこと、開催地や地域コミュニティ、自治体とも良好な関係を築くことができるよう努めます。

あとを残さない

飛ぶ鳥跡を濁さず。環境を守るため、活動の痕跡を残さないよう互いに気を付けます。最後にきちんと片付けをし、もとより綺麗な場所にしてから帰ります。

積極的に参加する

素晴らしい体験は、積極的な参加によって得られます。何かを表現したり、テーマキャンプに参加したり、ボランティアする事で誰もがバーニング・ジャパンの一員になります。

「いま」を全力で生きる

一番大事なのは、直接体験すること。恥をかき捨てて輪に飛び込み、受け入れてくれた場に感謝し、貢献する。そうやって1人では成し得ないものに触れる体験に勝る理屈などありません。

引用先:barning japan

全ての概念に興味を持ちましたが、私が最も惹かれたものは「Radical Self-Expression(徹底した自己表現)」。日本版でいう「本来のあなたを表現する」です。

私の場合は、バーニングマンの公式サイトの10過剰を翻訳ツールで直訳して読んでいました。そこには「とにかく徹底して自分を表現しろ」といった類のことが書かれており、それを読んだ私は、当時引きこもりから空けて間もなかったこともあり、自分を表現したいという想いが強かったのです。表現手段を得る=コミュニケーションがとれる=自然と人と繋がることになる=世界が広がっていく。こんなイメージを持っていたのでしょう。

引きこもる前は、毎月の売上目標だけを追いかけ、目標数字をクリアすることだけが、私の価値基準でした。でも、そこにどうしても純粋な楽しさを見いだせず、漠然とした虚しさを感じていました。数字だけを追いかける私を見て、多くの友人が離れていきました。離れていく友人を見ながら、最初は「稼ぐと人は離れていく」そんな風に捉えていたのです。

でも、いまとなっては違ったのかなと思うのです。私の形相が変わったと周りの友人たちは感じていたのかもしれません。これまでの「その人ではなくなった」という感覚があったのでしょう。だから離れていったのでしょう。実際、私は自分を偽っていたとも言えるし、でも偽りがすべてとも言えない。言葉では言い表せない感情を持っていましたが、やはり「稼ぐために偽っていた部分が多い」というところが本音です。

だから「徹底した自己表現を恐れるな」というバーニングマンのメッセージが私のこころにブスブス刺さったのです(笑)。そして、翌年の夏、私はアメリカのリノの砂漠のど真ん中に立つことになります。

この話と「お金にまつわる不安」。いったい何が関係あるのか?実際、だだっ広い360度地平線の砂漠の真っただ中に立ち、今あげた10箇条を地でゆく人たちと対峙したとき、心底思ったのです。いや、これは、今になって気づいたことだったのかもしれません。

バーニングマンで出逢ったあの人たちは、一切です。一切見返りを求めず、ただただコミュニケーションを楽しんでいるだけだったのです。ツールとして、自作したバンダナを1000人単位で配布したり、自作のbarでお酒をふるまったり、誰もがさまざまな自己表現を積極的に行っている。そんな彼らが、本当に楽しそうに見えたのです。その雰囲気がひしひしと伝わってきたのです。「大人でもこんなにはしゃぐんだ」という言葉そのものが、そこら中で繰り広げられている。そんな感じでした。

バーニングマンに参加後、私は考えるようになりました。「お金とは何なのだろう?」と。なぜ我々人間は、お金を介した途端、こんなにもよそよそしくなってしまうのだろう?バーニングマンで見たあの光景は、きっとそこにお金が介在していたのなら、まず生まれることはなかったのだろうと。

個人事業主ということもあり、お金を一人で稼ぐ機会が多かった私は、お金という概念に自分なりのケリをつけたくなったのです。お金に振りまわされる人生だったから、なおのことそう思ったのです。

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この記事を書いた人

恋愛ハウツー発信に2008年から携わり代表を務めた後、2016年に独立。執筆活動15年目。現在は、さまざまなプロフェッショナルとタッグを組み「人」を題材としたコラム執筆、コンテンツ制作、サービス運営や販促、地域活動に携わっている。自身を「伝書バト」と表現しており、生きた情報、素晴らしいサービスやクリエイションを伝え広める役割を担っている。LGBTQ+、ノンバイナリー。

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